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らっぱ親父のひとり言

らっぱ親父のひとり言

○チューニング

グループでレッスンをするとき、音合わせと称してメインチューニングスライドをあれこれ動かす生徒がたくさんいます。

Bbだけを基準音としてスライドを動かすことで、音程が合わせられると思っている生徒があまりにも多いことにいつも驚かされます。

1本1本の楽器に癖があり、Bbだけが高くなりやすい楽器もあれば、低くなりやすい楽器もあるということを完全に無視してBbの音で合わせているみたいです。(私が言いたいのは基準音を代えた方が良いという話ではありません)



もう一つ問題だと思っているのは、2cm以上も抜いて演奏している生徒をたくさん見かけることです。

アンサンブルのレッスンで私のところへ来るホルンの生徒の中には、チューニングスライドをぎりぎりまで抜いている子も少なくありません。

それらの生徒たちには「1cmくらい抜いて動かすな」「ケースにもそのまましまえ」と指導するようにしています。

メーカーによって違いがあるとは思いますが、だいたいそのあたりに固定しておけば間違いないだろうと思っているからです。



生徒たちには、

「一流の楽器メーカーはあなたたちより音程のことを良く分かっているはずだ」

「その楽器メーカーがきちっと設計したものにそれほどの狂いがあるはずない」

やたら長く抜いて吹いている生徒(ホルンに多い)には、

「そんなに抜く必要があるなら、最初から長く設計しているはずだ」

「だから吹き方がおかしいと考えるべきなんじゃないかな?」

と教えるようにしています。

あなたはチューニングスライドをどの位抜いて吹いていますか?

どちらにしても、その場面場面で高く吹いたり低く吹いたりしなければならないのが管楽器です。

チューニングスライドを動かすことで「音程が合わせられる」と思っていることにこそ問題があるのではないでしょうか。




<<その場によって変わりますが すなふきん大売出し中♪さん>>


2cm以上抜くことはないですねぇ。

吹きはじめとある程度吹くとまた微妙に音程
変化するようなのでつばを抜いてます。

そしてその時点でまた自分なりに周りの音を
聞きながら、この辺かな?なんて合わせてます。

リップの部分の当たり方でも微妙に音程が変わる
のであんまりチューニングスライドを意識して
いませんが。。。

人によってなのかもしれませんが
吹き始めにB♭チューニングしてそのまま
吹いている間は音程ノーチェックな方がいました。
不思議です。

昨日のスタッカートの件でもそうですが
基本なんだけど意外と見落としがちな点ですよね。
自分の楽器のクセを知ることも。(2005/03/24 08:37:31 AM)




<<自省の念をこめつつ。 そたぱぱさん>>


どうしても性格上,
音程が異常に気になってしまい,

昔がずれては指摘することを繰り返してました。


今はあまり気にしなくなりました。
っていうか,指導の優先順位が変わったと
申し上げましょうか。

チューニング1分ですべて終了。そのうち合う。

だめ・・・かな?

音程のずれを気にする耳がそのうち育てばと。(2005/03/24 10:03:50 PM)




<<チューニング ばんどういるかさん>>


は!やっぱりB♭でやってますね。
抜き加減は、1cm位でしょうか・・・w
チューニング管を抜き差ししますが、基本的には自分の息づかいと舌の位置を一定にしてその状態からチューニング管を調整しますね!
後自分の楽器の癖をしっかり覚えることでしょうかd(^-'o)ネッ!
私の場合、いい楽器に当たったのか・・・・EとAでは苦労してませんね!

(2005/03/27 08:08:07 PM)



<<演奏中にチューニングできない楽器※あるサイトにコメントした内容です>>


打楽器は演奏中にチューニングできませんから、充分な時間をかけてやるといいですね。

しかし管楽器のチューニングに時間をかけるのは反対です。
演奏している間に全体が上がったり下がったり。
はじめに1つの音を30分もかけて合わせるくらいなら、耳を養う(声を出しての練習が一番だと思います)
練習をばらばらに30分した方がよっぽど上達が早いと思います。
どちらにしてもその時々の音程や和音に反応して、1音づつあわせなければろくな演奏はできないわけですから。

Bbを合わせることで音あわせをしたと思ってしまうことの方が危険で、吹きながら1つ1つの音を合わせるという意識を弱める結果になるのが心配です。(2005.04.02 17:55:53)




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